購入品インプレッション 電熱グローブ
冬のライド用に買った電熱グローブですが、この冬実際に何度か使ってみました。
Talaro 電熱グローブ
バッテリーでヒーター繊維を発熱させて、指先を温めてくれるグローブです。
3段階の熱さ調整が可能で、一番温かい強モードだとスペック上は約3時間保つようになっています。
バッテリーは専用品で、一般的なモバイルバッテリーは使えません。
(そもそも大きなモバイルバッテリーはグローブのポケットに入りません)
手首の部分にバッテリーを入れるポケットと電源ボタンがある以外は、ほぼ普通のグローブです。
ヒーター繊維が入っているので厚手なのかと思いましたが、けっこう薄手の生地でした。
屋内ならこれ単独で問題ありませんが、風がある屋外だとヒーターをONにしても少し寒さを感じるので、上に別のグローブを重ねて使う、インナーグローブとして使うのが良いと思います。
最初に電源ボタンを押すと、一番温かい強モードになります。
電源を入れてから割とすぐに温まり、この状態だとかなり温かく感じます。
ちなみに、温まる箇所は指の部分だけで、手の甲や手のひら、手首部分は温まりません。
これは仕様なのか分かりませんが、電源を入れて強モードのまま使っていると、5分ぐらいで自動的に中モードになります。
あまり温かくないと思って見てみたら、電源ボタンの点灯が赤から白に変わっていました。
ちなみに、自動的に中モードになった後で、また電源ボタンを押して強モードに戻せば、その後は自動でモードが変わることはありませんでした。
バッテリーは専用品で、手首のところのポケットに入れて使います。
バッテリーはUSB Type-Cで充電できます。
強モードだと3時間となっていますが、実際は2時間半ぐらいで充電なくなる感覚でした。
寒いのは朝だけで、日中暖かくなってきたら使わないと考えれば十分な時間ではあります。
一番寒い最初の時間さえ乗り切れば、途中から中モードや弱モードにしても十分だったりします。
自転車でインナーグローブとして使ってみた体感としては、強モードは温かい、中モードはほんのり温かい、弱モードは寒くはないといった感じです。
1つ問題点として感じるのは、やはりバッテリーを収納すると、手首のところがかなり盛り上がってしまうところでしょうか。
上からアウターグローブを重ねる際も、手首のところまで入らなくなりますし、手首にスマートウォッチや心拍計のようなガジェットを着けていると、さらに盛り上がってしまいます。
どこかにバッテリーを入れないといけないので仕方ないのですが、やはり気になるところではあります。
あと、予備バッテリーとか単体で売っていないようなので、バッテリーを交換しならが長時間使うといった用途にはあまり向かないかもしれません。
朝晩の寒い時間帯だけピンポイントで使うといった用途では良いと思います。
満足度:☆★★★★