タンナス ノーパンクタイヤ感想
ノーパンクタイヤを履いたロードバイクに何度か乗ってみたので、ノーパンクタイヤの感想でも…
使われているTannusタイヤは、Aither1.1 700x23Rです。
Aither1.0は、
- 重くて固い
- タイヤが餅のように地面にくっつく感じ
- 漕ぐのをやめるとピタッと止まる
- 衝撃を全く吸収せずにフレームとお尻にダメージ
- 路面が濡れていると滑る
と、散々な評価をよく目にしました。
Aither1.1になったTannusはどうなのでしょうか…
重さ
まず、タイヤ自体の重量は380gあります。
一般的な23Cのクリンチャータイヤが200g台なので、やはり重たいということになります。
固さ
固いです。
クリンチャータイヤを空気圧最大にした状態が近いと思います。
走り心地
整備された平坦な路面を走る分には全く問題ありません。
走っているとノーパンクタイヤということを忘れてしまうぐらい、違和感はありません。
雨でも滑ることはありませんでしたし、ある程度速度が出ていれば、漕ぐのをやめても普通に慣性が働いて進んでいきます。
日常の使用には全く問題ないと思います。
デメリット
- 漕ぎ出しが重い
- 登りが重い
- 衝撃が強い
漕ぎ出しは重たいです。
停止する際は、普段よりリアを1~2枚軽くしておくぐらいで丁度良い感じです。
平坦を走っている時にはスイスイ進みますが、登りになるとかなり重さを感じます。
これでヒルクライムは厳しいと思いました。
路面に凹凸があると、振動がダイレクトに伝わってきます。
手とお尻も痛くなりますが、それ以上にスポークが悲鳴を上げているのが分かります。
フレームにもダメージが蓄積しそうなので、カーボンフレームには合わないでしょう。
まとめ
普段使いとしては、十分選択肢に入るタイヤだと思います。
レースとか、ロングライドとか、ヒルクライムとかにはあまり向かないです。
パンクリスクがなくなるので、パンクして遅刻したら困る通勤とか、ガラス片が散らばっていそうな場所とか未舗装を走るかもしれないポタリングには向いています。
衝撃も、短時間であったり、低速で走る分には問題ないですし…
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