台風19号が通過し、各地に大きな被害をもたらしました。
今回は台風上陸前から強い雨が降り続き、河川の氾濫があちこちで起こってしまったようで、私が自転車で行ったことがある場所も聞こえてきます…
宇都宮の田川とか、佐野の秋山川とか、東松山の都幾川とか…

埼玉県でも大雨特別警報が発表され、うちの方も警戒レベル4の避難勧告が出されました。
その後、なんとか台風も通り過ぎ、とりあえずは難を逃れたといったところです。
ただし、まだ利根川の芽吹大橋などで氾濫危険水位を超えているため安心はできませんが…

我が家の方は、浸水もなく、風で屋根が飛ばされるといったこともなく、無事に朝を迎えることができました。

庭のサイクルハウスも、さすがに今回は飛ばされるかなと思いましたが、無事に残っていました。

前回の台風の時に風で入り口が空いてしまった反省を活かして、入り口はしっかり閉じておきました。

ただ、やはり隙間はあるので、中には泥や葉っぱが入り込み、床下は浸水していました。

家の方は大丈夫そうだったので、ちょっと近くの様子を見に自転車で走ってくることにしました。

松伏記念公園の調整池です。
かなりギリギリまで水面が上がっていましたが、無事調整池としての役割を果たせたようです。

調整池の向かいにあるグラウンドもプールと化していました。

ここから、中川の赤岩橋へ向かおうとしましたが…

田んぼから水が溢れ出し、道路が水没していて進めませんでした。
迂回して、大落古利根川のふれあい橋へ向かいます。

大落古利根川もかなりの水量になっていました。

大落古利根川の遊歩道は水没してしまっています。
対岸に渡って、中川まで走っていきます。

中川の新川橋です。
いつもKLTの走行会で通る橋ですが、普段とはまるで水量が違います…
ここで一旦折り返して、越谷レイクタウンへ向かうことにしました。

途中で通過した元荒川も、かなりの水量になっていました。

越谷レイクタウンの大相模調節池です。
芝生と遊歩道が水の底へ…
遊歩道沿いにあるフェンスの頭の部分だけが見えています。
レイクタウンから、また引き返します。

今度は新方川沿いを走っていきます。
新方川もこのとおり、水面が上がっています。

そのまま大吉調整池へ…
調整池もほぼ満水状態です。

左が新方川、右が大吉調整池です。
どちらに転んでも水の中です…

次は、江戸川の様子を見に行きます。

途中にある、大落古利根川のかがり火公園です。
夏場の水量が多い時と同じぐらいまで水面が上がっています。

江戸川サイクリングロード　野田橋アンダーパスは水没して通行止めになっていました。
風が強く、通行止めの看板が飛ばされていました…

江戸川も見たことがないぐらいの水量になっていました。
堤防決壊したら一気に東京まで浸水しそうです…

東武野田線のアンダーパスも水没して通れません。
サイクリングロードを降りて踏切がある一般道へ迂回して進みます。

龍Q館へやってきました。
ここは「首都圏外郭放水路」という施設で、大落古利根川、幸松川、倉松川、18号水路、中川の増水した水を地下水路に貯めて、江戸川へ排出する地下放水路になっています。
建物の2階から、操作室の様子を見ることができますが、中にはモニターを見ながら放水作業を行っている人がいました。
この施設がなければ、今頃中川とかは氾濫してしまい、我が家も浸水してしまっていたかもしれません。
ありがとうございますm(_ _)m

続いて、氾濫危険水位を超えてしまった利根川の様子が気になるので見に行くことにしました。
国道16号線から千葉県に入り、下総利根大橋へ向かいます。

利根川の下総利根大橋へ…
水面が堤防近くまで上がってしまっています。

河口みたいに川幅が広くなってしまっています。
対岸ギリギリまで水があり、湖のようです。

芽吹大橋へやってきました。
警報が出たからか、多くの人が様子を見に来ていました。

芽吹大橋の上から利根川の様子を見てみると、かなりの勢いで濁流が流れていました。
いつもだったら、水量少なくて、落ちたら頭とか打って死ぬなと思うところですが、今落ちたら濁流に飲まれて死ぬなと思ってしまいます…

ここで折り返して、野田市内を走って野田橋で江戸川を渡り、帰路につきます。

中川の田島橋です。
ここは問題なく渡れたのですが…

渡った先の道が水没してしまっていました。
折り返して、迂回して帰ることにしました。

【走行記録】

【Strava】