購入品インプレッション SLIK マルチポッドR II
ミニ三脚のSLIK マルチポッドR IIですが、何度か使ってみたのでレビューしたいと思います。
SLIK マルチポッドR II
スマートフォン・デジタルカメラ両方に対応した小型の三脚です。
重量は310gで、脚を伸ばすと79cmになります。
縮めた状態で24.5cmあるので、そこまでコンパクトにはなりません。
搭載質量は500gまでなので、デジタル一眼レフカメラで使うのは厳しいです。
三脚本体の他に、メッシュポーチとBluetoothリモコンが付属しています。
雲台は本体と一体型になっています。
本体はプラスチックとアルミ製になっています。
雲台部分を横向きにすればメッシュポーチに全部入りますが、それでも結構長いので、サイクルウェアの背中のポケットに入れると飛び出します。
雲台のネジ部分とホルダー部分の二箇所にアクセサリーシューがあり、フラッシュライトとかを取り付けられるようになっています。
付属のBluetoothリモコンもアクセサリーシューに取り付けられるので、持ち運びの時はここに付けておくと便利です。
ちなみに、Bluetoothリモコンはボタン電池式です。
コンデジを1/4インチサイズの三脚ネジに取り付けてみました。
脚をあまり伸ばさずに、軽いコンデジを取り付けた状態だとかなり安定感があります。
足場が不安定とか、強風が吹いているとかでなければ問題なく使える感じです。
センターポールを最大の6段まで伸ばして、脚部も最大まで伸ばした状態です。
センターポールはロック無しですが、勝手に縮んだりせず固定できています。
脚部はロックがあり、細かく6段に長さ調整ができます。
この状態だと安定感が低いので、揺れたり風が吹いたりすると倒れそうです。
雲台部分を展開すると、そのままスマートフォンを取り付けられるホルダーになります。
特に組み換えが必要ないので使い勝手が良いです。
タブレットは無理ですが、ある程度大きなサイズのスマートフォンでも取り付けられます。
スマートフォンを取り付けてみました。
手帳型のカバーだと無理かと思いましたが、結構保持力が高く、そのまま取り付けることができました。
この状態でスマートフォンのBluetoothをオンにして、リモコンと接続することでリモートシャッターで撮影ができます。
脚部を広げずに、手で持つことで自撮り棒のように使うこともできます。
スマートフォンを取り付けた先端部分が重たくなるので、センターポールを伸ばしすぎると震えてしまって撮りにくいですが、4段ぐらいに伸ばして使うと良い感じでした。
重たくしすぎると持ち運びが不便になり、軽くしすぎると安定感がなくなるためバランスが難しいですが、これは結構程よいバランスかなと思います。
1台でスマートフォンとコンデジどちらにも使える点も、両方使って写真撮っている自分からしたら評価できるところになります。
満足度:☆★★★★