31歳からの自転車

~埼玉中心で走ります~

現在は38歳です。

自転車は道路のどこを走るべきか

普段はサイクリングロードを走ることが多いですが、サイクリングロードだけでは行けるところが限られてしまうので、一般道を走ることもよくあります。
その際、道路のどこを走ればよいのか考えてみます。




一番分かりやすいのは、道路に自転車専用通行帯がある場合ですね。
車道左側の自転車専用通行帯を走れば問題ありません。
原則、自動車は進入禁止ですが、実態は路上駐車だらけだったりしますが…





では、自転車通行帯がない、よくある片側一車線の道路ではどこを走ったら良いのでしょうか。


まず、歩道ですが、自転車通行可の標識があれば自転車での走行が可能です。
歩道を走る場合は、中央から車道寄りを徐行して通行する必要があります。
歩道には段差も結構あったりするので、ロードバイク等で走るには向いていないでしょう。




車道を走る場合は、車道の左側に寄って走ります。
この左側というのも曖昧な表現なのですが…



大体、黄色のラインの場所を走るようにしています。
道路脇に白線がある場合は、白線上~やや右ぐらいですね。




歩道と白線の間は路肩となり、自転車で通行しても問題ありません。



広い路肩は自転車でも安心して走れます。
新しい道路だと、比較的路肩も広く作られていることが多いですね。


ちなみに、左側に歩道がない場合は、路肩ではなく路側帯となります。
白線1本の場合は自転車通行可、2本の場合は歩行者専用で自転車は通行不可等、結構複雑なので、基本的に自転車では通らない方が良いと思います。





歩道もなく、道幅も狭いような道路を走行する場合は、白線から大体30cmぐらい内側を走るようにしています。
左に寄りすぎると、下記のような危険がありますので…


  • 左の脇道から出てくる自動車と衝突する
  • 道路脇には異物が多く、踏んでしまってパンクするリスクがある
  • 幅寄せされた時に左に逃げるスペースがなくなる


また、左に寄りすぎると、対向車線にはみ出さずに後続車が追い抜きできてしまいます。
その場合、かなりスレスレを抜いていくことになるので危ないです。
なので、自衛のため後続車が対向車線に出ないと追い抜けないぐらいの位置を走るのが良いです。
(後続車が大型車だったり、対向車線が詰まっていて中々追い抜けない状況だと感じたら、一旦端に止まって先に行ってもらった方が安全です。)





最近は、特に都市部だと自転車ナビマークやラインが書かれている道路も多いので、それに従って走るのが良いでしょう。





ちなみに、片側二車線以上の道路の場合は、自転車は第一通行帯(一番左の車線)内であればどこを通行しても良いことになっています。
とはいっても、できるだけ左寄りを走った方が良いとは思います。
ただ、第一通行帯が路上駐車だらけになっているような道では、その都度右へ膨らんで避けるのは却って危ないので、最初から第一通行帯内の右側を走った方が安全だったりもします。
このあたりは状況によりけりですね。

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