購入品インプレッション サーモス 真空断熱ケータイマグ
夏の暑さに耐えかねて購入した、サーモスの保冷ボトルですが、何回か使ってみた感想を書いてみます。
サーモス 真空断熱ケータイマグ
サーモスといえば魔法びんで有名ですが、そのサーモスがスポーツ用に売り出した、ボトルケージにフィットする魔法びんタイプのボトルがこれになります。
色は白と黒がありました。
白の方が熱を吸収しないかなと思って白にしましたが、内部の温度はどちらでも変わりないようです。
白だと汚れが目立つかと思いましたが、表面はザラザラしていて、汚れが落ちやすい塗装になっている感じです。
ボタンを押すと蓋が開く仕組みになっていますが、蓋にはロックが付いているので、輪行時とかはロックをすることで、蓋が開いて中身が溢れることを防ぐことができます。
ちなみに、普段走行中はロックは解除して、ワンタッチですぐに飲めるようにしていますが、振動等で勝手に蓋が開いたりしたことはありません。
細身なので大抵のボトルケージには入ると思いますが、ボトルケージによっては保持力が足りずに飛び出しそうになったり、ガタガタ揺れるかと思います。
私の場合は、こんな感じでペットボトル用のカバーを付けることで、しっかりボトルケージで保持されるようにしています。
この真空断熱ケータイマグを使って良かったと思うところは、「いつでも冷たい水が飲める」という点です。
この夏の暑さだと、普通のボトルでは1時間も経てば、水がお湯になってしまいますが、これだと2、3時間ぐらいは冷たいままの水でいてくれます。
(10度以下で6時間とかの保冷機能があるようですが、それまでに水飲みきってしまいますので…)
お湯になってしまったものだと、あまり飲みたくなくて水分補給が疎かになってしまったりもしますが、これなら冷たくて美味しいので、がぶがぶと飲んでしまいます。
また、70度以上で6時間の保温機能もあるので、冬場のライドも楽しみだったりします。
重さは約280gで、普通のプラスチック製のボトルが100g程度だと考えると、やや重量はありますが、冷たい水を飲める幸せに比べたらデメリットには感じません。
重量分だけ増える負担よりも、冷たい水を飲んだ時の回復量の方が大きいかなと思います(笑)
一方、デメリットだと感じるのは、「走りながら飲みにくい」という点になります。
普通のプラスチック製のボトルだと、ボトルを傾けた状態で押すことで、中の水が出てきますが、これは魔法びんなので押せません。
飲む時は、丁度良い量が出るよう上手く傾ける必要がありますが、この傾け具合が難しく、角度がつきすぎると中身がこぼれて首元が濡れます。
水なら良いのですが、スポーツドリンクとか入れているとベトベトになります(笑)
ちなみに蓋はワンタッチで開くので、走りながらでも開けやすいです。
あと、普通のボトルと比べるとやっぱり高いという点で手を出しにくいかなと思います。
しかし、1度使うともう手放せなくなりなります。
もっと早く買っておけば良かったです。
満足度:★★★★★
- サーモス 真空断熱ケータイマグ FJF-580 580ml ホワイト(WBT06501)
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