購入品インプレッション KODAK PIXPRO WPZ2
KODAK(コダック)のコンパクトデジタルカメラ PIXPRO WPZ2ですが、1ヶ月ちょっと使ってみたのでレビューしたいと思います。
KODAK PIXPRO WPZ2
耐衝撃、防水性に優れたアウトドア向けのコンデジです。
大まかなスペックは以下のとおりです。
有効画素数:1635万画素
イメージセンサー:1/2.3インチ BSI CMOS
焦点距離:4.9mm~19.6mm
解放F値:F3.0~F6.6
光学ズーム:4倍
手ブレ補正:電子式手ブレ軽減
防水:水深15m
耐衝撃性能:2m
防塵:IP6X
本体重量:176g
ざっくりいうと、カメラとしての性能はあまり高くないですが、頑丈で軽いといった感じになります。
カメラボディのカラーはイエローです。
明るい色で、レンズも飛び出しているのでかなり目立ちます。
しかし、バッテリー等を抜いた重量は176gなので、見た目の反してかなり軽いです。
ストラップを付けて首から下げていても、ほとんど重さを感じないのが良いところです。
上面には電源ボタンとシャッターボタンがあります。
ボタンは結構しっかり押さないと反応しません。
その分、誤操作も少ないかなと思います。
ボタンを押してから反応するまで、若干ラグがあるかなとも感じます。
レンズは見てのとおり、かなり飛び出しています。
厳密にはレンズ自体はそこまで飛び出るわけではなく、防水用のレンズカバー部分が飛び出している感じです。
この飛び出しが引っかかるので、ポケットに入れて持ち運ぶのは厳しいです。
(普通にパンツのポケットも、サイクルウェアの背中のポケットも)
底面には三脚用の穴が空いています。
ここに三脚を取り付けることができますが、穴の位置が端にあるため、安定して立たせられる三脚でないと重心が偏って倒れてしまいます。
蓋は二重でロックがかかっていて、水中に沈めても水が入り込まないようにしっかり閉まるようになっています。
蓋を開けると、バッテリー、MicroSDカードスロット、MicroUSBポートが出てきます。
防水・防塵・耐衝撃性のためには仕方ないですが、充電する時に毎回ロックを解除して開けるのは結構面倒です。
バッテリーは取り出さなくても、MicroUSBケーブルを差し込めば充電できます。
背面には液晶パネルと、各種操作ボタンがあります。
モード切り替えの物理ダイアルやF値設定等のショートカットボタンはないので、全部右のボタンを使って操作する必要があります。
ちなみに液晶はタッチパネルではありません。
走りながら操作したり、フルフィンガーグローブを着けたまま操作したりといったことは、ほぼ無理だと思った方が良いです。
MODEボタンを押すと撮影モードを切り替えられます。
走りながら写真を撮る時は、大体スポーツモードを使用しています。
ガラス越しとか博物館モードもあるので使ってみたいです。
スポーツモードでも、シャッタースピードはあまり速くないようで、手前の風景が流れます。
遠くの方は問題なく撮れるので、これはこれでスピード感が出て良いかなと思っています。
Wi-Fiを使って、スマートフォンと接続することも可能です。
(専用アプリのインストールが必要です。)
遠隔操作でシャッターが切れ、ズーム操作やモード切り替え等もできるので、結構便利です。
撮影した写真はカメラのMicroSDカード内に保存されますが、アプリからスマートフォンのストレージにダウンロードすることもできます。
スマートフォンからSNSに写真を上げる時に便利かなと思います。
アウトドア用ということで、かなり癖の強いコンデジです。
まだ落としたり水没させたりはしていないので耐久性は分かりませんが、軽くて使い回しが効くので、普段使いに良いかなと思います。
ズーム性能は良くないので、野鳥撮影とかは厳しいです。
満足度:☆★★★★